わが家の中3生は2025年度に角川ドワンゴ学園(いわゆる「N高グループ」)のR高等学校に入学予定です。ほかに併願している高校もないので、はやばやと2024年9月20日(金)~10月22日(火)の第1期で出願を済ませました。
そしてわが子、N高「通学コース」にも申し込むことを決めました。こちらは最寄りのキャンパスに週5日・週3日・週1日いずれかの日数を選んで通う、有料のオプションサービス。MacBook Airを必須で用意せにゃならんのですが、クリエイティブな制作活動もできそうでハマる子には楽しそう! …ということで、指定された日に面接などの試験を受けることになりました。ちなみに試験方法は対面で行う「現地受験」と自宅から受けられる「オンライン受験」があります。
そんなわけでN高グループ通学コースを10月27日(日)「オンライン受験」したわが家の記録です。今回は試験前日の接続確認作業について。
試験前日に行う「リハーサル」
通学コースに出願すると、入学試験の案内がメールで送られてきます。そこには受験上の注意や、試験のタイムスケジュールなどが記載されていました。オンライン受験の場合、当日は受験開始時間の30分前からZoomに入室することができるようです。
ただ本番中に機器や回線のトラブルがあっても、保護者は受験生のそばにいません。いざ本人が試験当日にZoomを繋いでみたら、エラーやらトラブルやら起きてどうしよう……みたいな事態になっても心配ですよね!? ということで公式サイトにも「できれば前日に接続確認をしておいてほしい」旨が記されています。
試験前日に接続確認用のZoomを開きます。当日の接続不良がご心配な方はぜひご利用ください。
https://nnn.ed.jp/admission/entrance_exam/detail/
うちは10月27日(日)が試験日だったので、接続確認を行ったのは10月26日(土)のこと。10:00~17:00ならいつ入室してもよく、そのうちの16:00~17:00にはZoom画面の向こうに学校側のスタッフもいて問い合わせに答えられるとのことでした。うちの子が入ったのは15:00すぎくらいだったかな? 念のため親もそばにいたんだけど、自分で案内を読みながら手順に沿ってすすめられたもようです。16:00になる前には終わらせられたので、結局スタッフさんのお顔は見ていません。
まぁ、今どきの中学生はデジタルツール慣れてるだろうしね……。普段から家にあるPCやタブレットを触っているとか、中学から配布されるICT端末をスムーズに扱えているとかであれば、本人に任せておいて特に問題はなさそうです。
ビデオ通話アプリ「Zoom」の接続テスト
Zoomの接続確認に関しては、まずはURLをクリックして入室。無事に入ることができたら画面のオンオフ、音声のオンオフなど、受験環境に必要なひととおりの操作を行います。表示する名前は「出願番号+名字のカタカナ」という感じで指定されてて変更してました。
もしここでワタワタしちゃう可能性があるとしたら、Zoom開くのが久々すぎてアップデートを要求されるとか、Zoomが壊れてて再インストールが必要になっちゃってたりとかかな…? もしくはZoom入ってると思ってたら入ってなかった!とかね。親が前日のうちに一緒に確認しておけるのは安心です。
わが子がいちばん時間をかけていたのは、カメラの角度や座り位置、デスクライトをどこから照らすか、みたいなことでしたねぇ。接続を切ったあともパソコン置く位置とか椅子を前後にずらしながら、受験にちょうどいい体勢を探っておりました。前髪もやたら気にしてた(笑)。ライトは正面上方から当てることにして、「自分の顔がいちばん明るく見える」角度にしたそうです。うん、カメラ映え大事。
Googleフォームの入力テストも
Zoom接続のほかに「Googleフォーム入力」の確認もありました。出願番号や名前などいくつかの項目を入力して、メールアドレスも入力して、ぽちっと送信すると「送信を受け付けました」といったメールが届きます。ちゃんと送れているかを確認するだけのフォームなので、いたって簡単です。
本番ではメールアドレスを入力する機会はないそうです。だから送れたかどうかは画面の向こうの面接官がリアルタイムで確認してくれることになるのかな。万一何かミスって送れていなくても、おそらく何かしらの声かけやフォローはしてくれるものと思います。
これらの前日確認作業については、試験を受けるうえで必須というわけではなさそうです。ただ本番は受験生全員が同じようにZoomの準備ができている前提ですすむかと思います。うちの子は、本番同様のZoomやGoogleフォームを実際に触ったことで「試験当日のことが想像できて安心できた」と。心からホッとした様子でした。だから緊張や不安がちのお子さんとか先の見通しの立てにくいタイプのお子さんの場合は、この前日確認で諸々の練習をしておくとめちゃめちゃ役立つはず。
前日の接続確認で、本人の心の準備もできたかなぁ。受験環境もばっちり整えて、万全の体制で臨めることと思います!
つづき。