R高生観察日記

2025年度に通信制高校へ入学したわが子を観察中

【N高通学コース】今年度の単位認定テスト日程が決まりました(高1・11月)

わが家の高1はこの春、角川ドワンゴ学園N高グループ)R高等学校に入学しました。通学コース(週3)ではN高・S高・R高の在籍校は関係なく、「N高グループの生徒」として最寄りのキャンパスで一緒に活動しています。

さて通信制・単位制高校のN高グループでは、各生徒が年間を通じて「レポート」「スクーリング」「単位認定テスト」の3つをこなすことになっています。これは文部科学省のガイドラインに「添削指導(レポート)・面接指導(スクーリング)・試験(テスト)」として定められているもので、単位をもらうためには何らかのかたちで絶対に乗り切らなければなりません。N高グループ生だけではなく、すべての通信制高校生にとってマストな「三本柱」といったところでしょうかね。

わが子は先日、今年度のスクーリング6日分を無事にクリアしました。そしてこのたび年度末の単位認定テストの日が決まったというメールが届きました(今年度は昨年より通知が遅かったらしく、日時が知らされたのは11月14日でした)。

計11科目受験のうちの子は、朝から夕方までかけて午前5科目・午後6科目を受けるというスケジュールになるようです。

 

 

会場はところざわサクラタウン

指定されたテスト会場は、スクーリング場所と同じ「ところざわサクラタウンキャンパス」でした。12月下旬の土曜日ということで、親の送迎にも問題なさそうでありがたいです。

1コマに2科目ずつ実施するかたちで11科目分のテストをぎゅっと詰め込み、1日で一気に終えるスケジュールです。受付開始時間が9:00からということで、スクーリングよりもちょい早めの招集になっていました。

09:00 開場  
09:40 〜 10:00 ホームルーム/試験の説明・機器の確認等
10:00 ~ 11:10 1コマ目(1・2科目)  
11:25 ~ 12:35 2コマ目(3・4科目) 
12:50 ~ 13:25 3コマ目(5科目)※このコマのみ35分間
13:25 ~ 14:05 昼休み
14:05 ~ 15:15 4コマ目(6・7科目)
15:30 ~ 16:40 5コマ目(8・9科目)
16:55 ~ 18:05 6コマ目(10・11科目)

合間の休憩時間が15分間で、お昼休みが40分間。もし履修科目を追加していたりして12科目以上受けなくちゃいけない場合は、2日に分けての受験になるとのことでした。

試験は会場に用意されているタブレットを利用して行われるそうです。生徒が3万人以上もいれば効率が最優先(?)なもんで、生徒たちは大勢のうちのひとりとして、順番にほいほいっとベルトコンベアに乗せられていくイメージかな。こちらとしてもまな板の上のコイとして順番に捌かれていく心持ちでいましょう。

 

テストはラスボスを倒した後

 

 

まぁでも、現時点ではまだ確実に受けられると決まったわけじゃないのです。お知らせのなかにはこんな不穏な一文がありました。

当日までに以下の2つの条件をクリアした科目が受験対象になります。

(1)必要分のレポートが全て提出できている
(2)スクーリング ( またはオンライン授業 )の必要時間数を満たし全て出席すること

4月入学のわが子は今年度のレポートを12月15日までにすべて終わらせることになっています。けどその最終締切のレポートは、これまでになく数が多いんですよ……。いつもギリギリで毎月の締切をどうにかこうにかやっつけてきたわが子、果たしてこのペースで間に合うのかっっ?(笑)。

ということでわが子にとっては、最終レポート締切がいわば「ラスボス」。持てる力のすべてを注ぎこんでなんとか倒しておく必要があります。けれどそれさえクリアすれば……その後に来る単位認定テストは単位という報酬をもらうための「ボーナスステージ」みたいなものだろうな。

ささやかれる都市伝説

単位認定テストはもし出来が悪くても救済措置があるので、あまり心配することはないみたいです。30点未満(29点以下)だった教科は、追加で出される課題をこなせばいいそうです。自宅で教科書などを参照しながら解いてOK、合格点の50点に達するまで何度もトライできるとのことでした。

赤点だからといって単位をもらえないということはなさそうなので、どちらかというと「当日テスト会場に行ってちゃんと受験しました」という実績が大事なのかなと思います。スクーリングと同様に当日体調不良などで行けなかった場合は、あらためて振替日程で受けられるよう調整することになるはずです。

ちなみにわが子が在籍する都内近郊の通学コースキャンパスでは…こんな都市伝説がささやかれているそうです。

「当日行けなかった先輩が、振替しようとしたが日程の空きがなくて、はるばる大阪の会場まで行かされるハメになったらしい」

この話は通学コースの後輩たちを震え上がらせ、いまだ語り継がれているそうな……。大阪って、もはや旅行ですもんね(笑)。インフルエンザも流行りだした今日この頃、キャンパスの仲間たちがみな無事にところざわサクラタウンで受験できますように!