
わが家の高1は現在、角川ドワンゴ学園R高等学校に在籍しています。N高・S高・R高の3校を擁する「N高グループ」の生徒として、2025年4月から通学コース(週3)に通いはじめました。
さて本日、ブログはちょうど1周年! 去年の今頃、わが家は中3の三者面談を控えて「R高」への進学を最終決定しました。そこからの道のりをこうしてたまに記録してきたわけですが……。
2026年度入学の現中3生たちは、今まさに三者面談に臨もうとしているところでしょうかね。このところググっと増えたPV数や、真夜中にもぽつりぽつりとカウントされているアクセスを見ながら、わが家の経験してきたリアルがわずかでもどこかの誰かの役に立っていればいいなと願ってます。
ということで今回は、N高グループから学校健診の案内が来たお話。通信制高校によっては校舎に生徒を集めて一斉検診を行うところもあるかと思いますが、N高グループの場合は「希望する生徒のみ」が各自「自腹」で受けに行きます(2025年度現在)。ま、健康診断やるから群馬(R高本校所在地)に来てねーとか言われてもこっちも困るしね。そういう自由度の高いスタンス、わりと嫌いじゃないよ?
健康診断は「各家庭にお任せ」
学園から「2025年度 生徒の健康診断について」という案内メールを受け取ったのは5月29日のこと。ざっくり要約すると以下のようなことを言ってました。
- 健康診断を受けたら結果の用紙をスキャンか撮影して、画像をフォームから送信してほしい
- かかる費用は全額自己負担である
- ただし受診はあくまでも任意なので、受けるも受けないも各家庭の判断でいい
- 学園の方から診断書のフォーマットを一応提供しているが、病院が発行する診断書でも構わない
- 検査項目をすべて満たす必要はなく、可能な範囲でいい
受けたかったら自分で医療機関を探して自分でお金払って受けてね、ってことでした。国の規則に定められてる以上、一応案内だけはしとくけどね? 強制はしないから文句とか言ってこないでね? みたいな意図もそこはかとなく感じられるような(笑)。
というのも学校の健康診断については「学校保健安全法施行規則」とやらに定められているのです。検査すべき項目は、身長や体重をはじめとして以下のとおり11項目あります。
学校保健安全法施行規則
https://laws.e-gov.go.jp/law/333M50000080018第六条 法第十三条第一項の健康診断における検査の項目は、次のとおりとする。
一 身長及び体重
二 栄養状態
三 脊柱及び胸郭の疾病及び異常の有無並びに四肢の状態
四 視力及び聴力
五 眼の疾病及び異常の有無
六 耳鼻咽いん頭疾患及び皮膚疾患の有無
七 歯及び口腔くうの疾病及び異常の有無
八 結核の有無
九 心臓の疾病及び異常の有無
十 尿
十一 その他の疾病及び異常の有無
ちなみに「八 結核の有無」は胸部X線(レントゲン)検査、「九 心臓の疾病及び異常の有無」は心電図検査のことです。この2つの項目については、規則では高1のみが受けるものとされていて高2以降は必要ありません。
個人で受ける場合、料金の相場は?
そんなわけで学校健診を希望する生徒は、健診してくれる場所を探すところからのスタートです。いくらかかるんだろうと思って試しにネット上で探してみたら、いろんな病院で「一般健診」「学生健診」という名目で受け入れているのが見つかりました。同じような項目で「雇入時健診」という名称で実施しているところもありました。
近隣の病院をサッと調べてみると、料金はこんな感じ。
- A総合病院 定期健診(胸部X線、血液検査あり)13,200円
- Bクリニック 自費健診(胸部X線あり)6,000円
- Cクリニック 健康診断(胸部X線あり)8,420円 心電図追加+1,300円
A総合病院は、親自身が健康診断を受けに行くわりと大きな病院です。そこは人間ドックから簡易健診までコースがきっちり決まっていて、学校健診の項目を満たそうと思うと本来受けなくていい血液検査が含まれるコースしかありませんでした。それなりに手厚く調べてもらえそうだけど……1万円の大台を超えるなかなかのお値段。
BクリニックとCクリニックは個人で開業されてる街の内科です。見たところBクリニックの6,000円というのが最安値でした。ここに心電図検査は入っていなかったので、もし追加で希望する場合はいくらかプラスになるのかな。
この他「お問い合わせください」「ご相談ください」となっていて料金が掲載されていない病院も多かったです。学校に結果を提出するための健診だと伝えて教えてもらったら、もっとお安いところも見つかるかもですね。
わが家の事情と「受けない」選択
ちなみに料金まで調べておいて何なんですが……。うちの場合は迷うことなく「受けません」一択です。
特定疾病持ちのわが子は、定期受診するたびに手厚い検査のフルコース。たまに入院すれば医師や看護師、薬剤師やら栄養士やら総出で全身状態を管理してくれます。学校健診レベルの健康チェックをわざわざ受ける必要は、正直あまり感じられません。
とはいえ案内をもらったことで、ふだん手薄になりがちな部分の身体のメンテナンスはしっかりやっとかなきゃなって再認識させられたりしました。虫歯にならないように定期的に歯医者に行くとか、花粉症の時期はちゃんと目薬や点鼻薬もらうとかですね。
N高グループの生徒は現在3万2千人ほどいるそうで、なかには離島住まいだったり長期入院してたり海外に滞在してたりの生徒さんもいるはず。全員が同じように医療機関で健診を受けるとか無理ゲーじゃん!? 各自に委ねる「任意」のスタイルになるのは至極当然のことでしょう。
ただ通信制高校生が増えすぎているから、健康診断が「任意」であることを国に見逃してもらえなくなるかもという一抹の不安も……。頼むから文部科学省あたりが「通信制高校であろうと、もれなく全員に健康診断を受けさせるべし」なんて余計な通達を出さないでほしいなーなんて思う次第です。