
わが家の高1はこの春、角川ドワンゴ学園R高等学校に入学しました。通学コース(週3)ではN高・S高・R高の在籍校は関係なく、「N高グループの生徒」として最寄りのキャンパスで一緒に活動しています。
通学コースは現在、2025年7月26日(土)~8月31日(日)の夏休み期間中。ただキャンパスについては土休日やお盆休みを除き半分くらいの日数が開放されてて、生徒が自由に出入りすることができるんだそう。利用人数は少ないものの、自習室やフリースクール的な感じでゆったり過ごせるのかなと思います。
さてそんな夏休みのスタートに先立ち、7月10日(木)に通学コース事務局から「夏の保護者説明会・三者面談の実施について」という案内メールが届いていました。入学してからここまでとくに親が出ていくこともなかったんで、久しぶりの保護者の出番!って感じですね。
まず保護者向けの動画を視聴
で、三者面談の前にまずは「夏の保護者説明会」です。
一般的に保護者説明会っていうと、大勢の親がわらわら学校へ向かったり、講堂に集められて話を聞いたりみたいなイメージありますけど……。そこはN高グループ、ネットの学校なもんで。ずばり配信動画を見るだけです。説明会って言うけど、それはもはや「会」ですらないのではっ??(笑)
動画は以下の3つ用意されてました。
- 1、2年生の保護者向け
- 3年生(大学&専門学校志望)の保護者向け
- 3年生(就職志望)の保護者向け
いずれもYouTubeの限定公開動画で、リンクを案内された人しか見られないようになっていました。とりあえずわが子が高1生ということで、「1、2年生の保護者向け」動画を見てみることにします。
動画の尺は25分以上! なんか思ったより長い。
あらためて知る通学コースの詳細
「1、2年生の保護者向け」動画は、2つのパートから構成されていました。最初は各キャンパスごとの活動報告など。その後は全キャンパス共通と思われる通学コースのカリキュラム説明などが続きます。
キャンパスからの活動報告(約5分)
キャンパス長さんが登場し、スライドを使って日々の活動やキャンパスの雰囲気などを簡単に報告してくれました。大きな取り組みとしては5月の校外学習を終えて、今は9月のキャンパスフェスティバルの準備をしているとのことです。
そのなかでいちばん興味深かったのは、在籍している生徒の内訳。
今年度は週1生が増えたという話を聞いてたんだけど、具体的な数字を見ると「週5:週3:週1」=「1:3:3」くらいの比率になってました。昨年度までは「1:3:1」って言ってたよね……? 学園側としても週1生がなにを求めて入ってきたのかの分析は当然するだろうし、来年度以降のカリキュラムや活動内容の見直しにも影響してくるんではと思います。
進路希望は大学進学が多数派で、専門学校への進学希望と合わせて9割にのぼっていました。N高グループ全体の進路実績よりも、ずいぶん大学進学率が高いんだなという印象です。明確にやりたいことがある子だけが専門学校あるいは就職を選んで、それ以外は自動的に大学へという感じかな……。
通学コースのカリキュラムについて(約20分)
その後は通学コース全体に向けてのお話。事務局の方が登場されて、カリキュラムや時間割、進路指導などのお話が続きました。
- 学園の進路状況について
- 通学コースのカリキュラムについて
- 保護者の皆様へのお願い
ほとんどの時間はカリキュラムの説明に費やされてました。どういう時間割があって、どんな趣旨ですすめているとかですね。ひとつひとつの授業に対して、こういう力をつけるために実施しているというのをスライドで説明してくれていました。
これだけ詳しく内容についての案内があったのは初めてです。入学前にこれくらい詳細に教えてくれたらいいのにねぇ。授業の体系が複雑なうえにやたらカタカナ語を多用したがるもんで、はっきり言ってパンフレットに書いてある時間割じゃなにも分からんです……。掲げる目標が「傾聴力」やら「プロジェクトマネジメント」やら高尚すぎて、中学生が見たらドン引きしそうだけど。
最後は保護者に向けて「お子さんに気になる様子があったら、どうぞキャンパスにメール等でご連絡くださいね」という感じで終了しました。
面談日時は各自でWeb予約
さて保護者説明会の動画を見終わった後は、アンケートに回答して三者面談の日時予約をします。面談方法は対面かオンラインかを選べました。
予約画面へのリンクを開くと、システムの画面上に空いてる日時がずらーっと出てきます。そこから希望の枠を選んで、ぽちっと押して予約完了。取り直しも簡単にできるし、直前にはリマインドメールも届きます。これって…なんか……美容院の予約取ってるみたいだな?(笑)
公立中学の面談希望は各保護者が紙ベースで提出し、担任の先生がパズルのように人力で組んでた記憶があります。それを考えるとめちゃめちゃ便利だし、お互いにやりとりする必要もなくて気楽だなーと思ったりしたのでした。